DIAMOND Chain Store online向けに書いた「残るは看板だけ……大阪・茨木、あの有名チェーンの創業地を訪ねる」。X(旧Twitter)では、
中学高校と通ってたね。
カウンターだけの店で、天かすとネギが入れ放題形式だったな。
小遣いが少なくなったら、あのどんよりとした雰囲気の店でうどん食ってた。
今のなか卯は別物だよな。残るは看板だけ……大阪・茨木、あの有名チェーンの創業地を訪ねる #SmartNews https://t.co/N67tnJmVfu
— Gothmog@斎藤貴士 (@Gothmog1st) January 6, 2024
とか、
今から40年ほど前、茨木の進学校に通う兄貴に奢ってもろた店やな
たぶん初めて兄弟2人カウンターで食うた外食
すすったうどん
なんか嬉しくてめちゃめちゃ美味かった
牛丼はまだやってなかった時代残るは看板だけ……大阪・茨木、あの有名チェーンの創業地を訪ねる https://t.co/LKc9HEpKul
— ちょーすけ (@chokujira) January 5, 2024
などの反応があった。店がまだ現役だった頃、いかに使われていたかをリアルにイメージできる。文字の力ってすごい。
今回の記事では、ネットで触れていない、現場を感じられる写真や雰囲気を紹介したい。
茨木市は大阪府でも結構な人口を抱える都市。その駅前立地にあるのだが、なか卯創業店が入居するビルは、昭和感にあふれていた。
施設1階は不動産屋、また年配者が顧客層と思われる洋品店も入る。「2F ファッションタウン」「地下 名店街 飲食街」と記した電飾ボードが掲げられている。左には、党名が書かれた印刷物も確認できる。選挙事務所が入居しているのだろうか?
商業施設の利用方針に統一感が失われている。マーケティングとは無縁になっているのだ。
そういった事情から、シャッターが降りているところも多い。
この店は、向かいの物件の前まで売場を拡大している。もはや権利関係を超越しても、大家さんから何も言われない域にまで達していることを確認できる。
このように細部に着目すると、案外興味深い。ただテナントの新陳代謝が止まっているのは、少し寂しいものだ。
一方、店名にも古いセンスを感じられ、個人的には惹かれる。地下、なか卯創業店の向かいにある店は「カラオケ Bar でき心」(営業中)。
その近くの、閉っている物件はかつて寿司店だったと推測できる。店名は「すしガーデン 舎利」。これも昭和の匂いがぷんぷんする。でも3周ぐらい回って意外に新しい。
記事にも書いたが、施設は古く、なか卯の創業店に興味がある方は、早めに見た方が吉だろう。
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