世界最大規模の楽器見本市「NAMM Show」に出展されたKORGの「KR-11」に注目

音楽

毎年、米国で開催される世界最大規模の楽器見本市「NAMM Show」。今年も1月下旬に行われ、そこに出品された製品で気になったものがある。

KORGのリズムボックス「KR-11」だ。スピーカー内臓型で、楽器練習に役立つのはもちろんだが、たとえばギターを弾く私がベーシストとスタジオに入り、外部出力機能を使ってミキサーに接続すればバンド感覚で演奏を楽しむこともできる。

動画を見てほしいが、外観はややチープな感じ。外部出力すれば、サウンドとしては結構、いい感じになると思う。私は、こういったシンプルな機材を使って本格的に演奏するタイプの人に憧れる。

同機種には旧タイプがある。正確に同じシリーズになるのかは確信がないが、「KR mini」というのがそれ。

実は、以前から欲しいと思っていたのだ。もう10年ぐらい前から発売されており、「実際、買ったところで活用するのか?」などと考えている間に今になってしまった。かつて約6000円で売られていたが、知らない間に今では8000円台半ばにまで値上がりしている。皆さんも、そんな経験あるのではないか。

ところが今回、「NAMMショー」に出展されたことで、ようやく同様のマシンを手に入れるチャンスが訪れたわけだ。

と言いたいところだが、残念なことにKORGのサイトには「発売時期未定」と記されている。展示会に出された他の製品の多くは「2024年2〜3月下旬発売予定」「2024年4月発売予定」など、具体的な時期が示してある。くどいようだが「KR-11」については、まだ何も決まっていない模様だ。

とまあ、新しい製品が非常に気になっているという話だった。

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