大人気「出町ふたば」の豆餅。実は、大行列しなくても買える店がある

京都

京都・出町柳にある和菓子店「出町ふたば」。豆餅が人気で、店頭で買おうと思ったら大行列を覚悟しなければならない。私もたまに前を通るが、いつも並んでいる人の多さに圧倒され、もう何年も買ったことがない。

しかし、たまに無性に食べたくなる時がある。その時はどうするか。「七条ふたば」に行く。実は、その店の初代は出町ふたばで修行し、その腕のよさから暖簾分けを許された。だから七条ふたばに行けば、豆餅を買えるのだ。

場所は七条大宮の交差点から東へ少し歩いたところにある。見えてきた。

外観と看板

ショーケースを覗き込むと、あった!

家族の分も考え、従業員のお姉さんに4つお願いする。紙袋に包装してもらったが、どうやって持ち帰ろうかと思案していたところ、ビニール袋に入れてくれた。

もう次のお客さんが来ている。

そしてバスに乗って家に帰った。

袋から取り出す

開けてみる。「本日中にお召し上がりください」との注意書き。次の日には確実に固くなる

取り出し手に持つ。そして、お茶と一緒にいただいた。大変おいしい。実を言うと、出町ふたばと比べると、ちょっとだけ食感が違う。しかし、私はこちらも大好きである。

私はこうして“効率的”に豆餅を食べている。

とはいえ今も大行列して買っている人も存在する。これはどういうことなのだろうかと考えてみる。もしかしたら、長い時間待つことを“込み”でおいしさを感じているのではないか。せっかく京都に来たのなら人気店の大行列は当たり前。「すぐに買える店=人気がない店」みたいな思考が働いているのかもしれない。一種の幻想だ。

などと考えているこの頃。今回は「七条ふたば」へ行き、豆餅欲を満たしたというお話だった。

しかし「出町ふたば」の豆餅そのものをすぐに買える場所がある。いずれこのブログで紹介したい。

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