沖縄のコンビニで見つけたもの──泡盛とコーヒーの不思議

沖縄

沖縄の楽しい話題も書いておきたい。先週、仕事で滞在していたホテルの近くにローソンがあり、何度も利用した。どこに行ってもコンビニは同じようで、しかしよく見ると土地の色が出る。沖縄のローソンも例外ではなかった。

まず目についたのは、沖縄限定の商品だ。最初に買ったのは「ポーク玉子チキナー」。パッケージの色使いがいかにも沖縄らしく、つい手が伸びた。スパムの味が口いっぱいに広がり、よかった。こういう“その土地ならでは”のものを見ると、旅に来た実感が湧く。

お酒の棚には、さらに不思議なものがあった。「泡盛×珈琲」と書かれた商品である。最初は冗談かと思ったが、どうやら本気の商品らしい。沖縄では、居酒屋にコーヒーを持ち込んで泡盛と一緒に飲む人がいると聞いたことがある。本当かどうかは知らない。しかし、こうして商品として成立しているところを見ると、あながち嘘でもなさそうだ。

京都ではまず見ない組み合わせである。 泡盛とコーヒー。 どう考えても相性が良いとは思えない。 だが、沖縄では普通に売られている。 この食文化の違いが興味深い。

私は土産として泡盛を買って帰った。京都に戻ってから、机の上に長く放置してあった缶コーヒーを見て、ふと思い立った。氷を入れ、泡盛を少し注ぎ、そこに缶コーヒーを流し込んだ。沖縄で見たあの缶を思い出しながら、試しに飲んでみた。

美味しいのかどうかは、まだ判断がつかない。 ただ、悪くはない。 そして、飲んでいると沖縄で過ごした時間がふっと蘇る。 それだけで十分だと思った。

旅先で出会うのは、味そのものよりも心にひっかかるものが多い。沖縄のローソンで買ったあの商品も、京都の机の上で飲んだ泡盛コーヒーも、どちらも私にとっては旅の続きである。

やっぱり現地に行かないとわからないことがある。関西でも知っている人は知っているのだろうが、私は沖縄に行って初めて知った。旅というのは、こういう小さな驚きがあるのがよい。

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