先日、沖縄へ出張に行ったと書いた。仕事で訪れるのは初めてのことだ。今回は、滞在中に食べたものの中から、沖縄そばだけを記録しておきたい。ほぼ自分が見返すためである。
私が沖縄にいたのは、4月中旬の月曜日から金曜日までの5日間。その間に最も多く食べたのが沖縄そばだった。滞在中、気づけば三軒を巡っていた。
最初に行ったのは滞在2日目。宜野湾市にある「そば処 根夢(ごん)伊佐店」。

本ソーキ、軟骨、三枚肉が乗った「ミックスそば」を注文した。

澄んだスープだが、味はやや濃いめ。三種類の肉がそれぞれ違う表情を見せる。肝心のそばは、京都の人間が語るのも気が引けるが、独特のぼそぼそした食感(これは褒め言葉)が素朴でよかった。
次に立ち寄ったのは滞在3日目。モノレール小禄駅近く、那覇市の「木灰(もっかい)そば とらや」。

ガジュマルの木灰を使った灰汁で麺を作る、沖縄の伝統的な製法「木灰そば」の専門店である。「本ソーキ 中」を頼んだ。前日の店と比べるとスープはあっさり、麺はやや細め。全体にスマートな印象だった。

滞在4日目は名護市へ向かった。「ソーキそばの元祖・我部祖河(がぶそが)食堂 本店」。那覇市内からタイムズカーシェアで車を借り、休み休み走って約2時間。

ここでは「元祖・ソーキそば」を注文した。この店の特徴は、なんと言っても“ソーキそばを初めて出した店”であること。開発者は90歳半ばながら、今も厨房に立ち続けているという。ご本人がいらして、少し話もした。まさにレジェンドである。その体験もあるからか、見た目にもインパクトを感じ、個人的にはいちばん好みだった。

こうして沖縄滞在5日の間に三杯のそばを食べた。どれも違って、どれもよかった。大満足である。
ただ、まだ食べ足りない気持ちが残っている。京都に戻ってからAmazonで沖縄そばを買った。自宅で茹でながら、また沖縄に行きたいなと思っている。


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