AIの無料版と有料版は何が違うのか──実体験でわかった“精度の差”

最近、AIを使う人が一気に増えた。知人に「使ってる?」と質問すると、「もちろん」との答えが返ってきた。ただ、よく聞くと有料版ではなく、検索すると自動で立ち上がる無料版を使っているようだ。無料版があるのなら、わざわざ有料版を使う必要はないのではないか、とちょっと思った。

果たして無料版と有料版はどちらが良いのだろうか。その答えを知る良い事例に出会うことができたのでお伝えしたい。 それは私が最近よく聞いているアメリカのバンドについて質問した時のことだ。特に女性ベーシストが使っている楽器が気になっていた。彼女がスペインのブランドSXのベースを愛用しているという話をYouTubeで見たことがあり、もう少し詳しく知ろうと思った。

まずは有料版のAIに聞いた。SXというブランドについて尋ねると、「木材の質が良く価格以上の評価を得ている」という説明をしてくれた。そこで、「クルアンビンのベーシストも使っていますよね」と質問すると、「使っている」と即答。所有した経緯やピックアップを交換していることまで教えてくれ、なるほどと思って読んだ。

ところが、次に無料版AIに同じ質問をしたところ、「彼女はSXを使っていない」という。有料版では使っているという回答だったのに。そのことを無料版に伝えると、「申し訳ありません。情報を取り違えました」と謝ってきた。

しかし、なぜ取り違えたのかを追求すると、無料版は表面的な情報を率先して拾うモデルを搭載しているからだという。つまり、フェンダーのベースを使っているという最新情報を先に拾い、長年の愛用機であるSXは使っていないと判断したらしい。

なるほど。同じAIでも無料版と有料版は“精度”が異なるのだ。モデルが違うと言っても、基本的な機能は同じと思っていた私はちょっとショックだった。

やはり無料版ではなく、有料版を使った方が賢明だと、今回あらためて感じた。

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